2020.7.1
劇団風の子は、70歳を迎えました。
本当にたくさんの方々に支えられていると痛感した、コロナ禍の数ヶ月でした。
5月頭に緊急募金のお願いをし、すでに250名を超える方々から志をいただきました。お金だけでなく、手作りのマスクやお米を送って下さった方も。スタッフの方にはリモートでワークショップをしていただいたり。皆様のお心遣いに、劇団員一同、感謝をしてもしきれません。本当にありがとうございます。
先日、ご住所のわかる方にお礼のお便りをお送りしました。しかし数名匿名で募金をしてくださった方もいらっしゃったのでこちらでも改めて感謝申し上げます。
私たちが出来ることは、楽しいお芝居を創って皆様にお届けすることです。
まだまだキャンセルの電話が止まらない日々ではありますが、「こんな時だからこそ、観劇までなくなっては彩りがなくなってしまう!」と、芸術鑑賞会に取り組んでくださる方もたくさんあり、元気づけられています。
幼稚園保育園のホールや小学校の体育館などに、子どもたちの笑い声が溢れる日が早く戻ってきますように。。。
写真はホームページにも使われている、歴代の作品を散りばめたものと、創立者の多田徹です。
2011年5月に亡くなった多田も、空の上で他の先輩たちと一緒に風の子のことを案じていることと思います。
多田徹の悲願だったアシテジ世界大会の日本開催も、この5月から来年3月に延期になってしまいましたが、必ず成功させなくては、と思って準備しています。