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ちぇんじ・図書室のすきまから

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ちぇんじ・図書室のすきまから

彩花の背中を押した図書室の魔法。


作品について

あらすじ・・・

 図書委員の彩花は全校集会で自分が推薦する本を決めかねていました。他の人たちはどんどん決めていきます。自信が持てない彩花は積極的に自分の意見を言えません。「今日の放課後までに決めてよね!」と言われ図書委員会は終わります。
 図書室に一人残る彩花。片隅に見慣れない本が一冊。

 タイトルは『あなたの願いかなえます』

 彩花がその本を開くと不思議な人物が本のすきまから現れました。
「行ってみたい本の世界を思い浮かべてください。決して行きたくない本を思い浮かべてはいけません。」
 彩花はなぜか『裸の王様』を思い浮かべてしまいました。

 彩花と王様は“ちぇんじ”。元の世界に戻るためには最後まで物語をやり遂げなければなりません。果たして彩花は元の世界に戻れるのでしょうか。

居場所を探す子どもたちと出会って・・・

作・演出◎大澗弘幸

 私の好きな歌に、

  自分の中のきらいなところ
  自分の中の好きなところ
  どっちが多いのかもうわかってて悲しくなった

という歌詞があります。子どもたちは「自分の中の嫌いなところ、好きなところ、どっちが多いですか?」と聞かれたらどう答えるでしょう。

 私は日ごろ、表現遊びワークショップ、コミュニケーションワークショップなどを通して、多くの子どもたちと出会っています。自分の嫌いなところを心の中に抱え込み、居場所を探している子どもが沢山いると感じます。
 物語の主人公である彩花もその一人。彼女の身に次々と突拍子もないことが起こります。この劇を観ている子どもたちが、自分ならどうするだろうと思ってくれたら。そして彩花と共に一歩踏み出し、心の扉を少し開けてくれたらとてもうれしいです。

すきまからの贈り物・・・

 ◎制作にあたって

 休み時間になると教室か図書室で一人ポツンと本を読む、主人公の彩花はそんな子どもです。彩花には自分の本当の気持ちを話せる友だちがいませんでした。それが、この不思議な一日を過ごすことで、「王様」という友だちを得、そして今を生きることがちょっぴり楽しくなりました。もう二度と会えないかもしれないけれど、「王様」は彩花の心の中にこれからも住み続けることでしょう。

 お芝居を観た子どもたちにも、この魔法を、すきまからの贈り物を届けられたらと思います。

 この作品を創るにあたって、劇団の近くにある小学校の子どもたちとの楽しい出会いがありました。「はだかの王様」をモチーフに担任の先生がオリジナルの脚本を書き、子どもたちが劇づくりをしたのです。「これからはカッコつけない、はだかの自分でいくぞ!」という王様のセリフが笑いを誘いながらも清々しく潔く、この発想に助けられて不思議なお芝居ができました。

創造は自分というウツワ磨き・・・

美術◎ナカムラジン


  運命のスイッチはある日突然、少女と王様の理不尽なチェンジを要求する。二人はそんなスリリングな体験を通し、本来交わることさえないお互いの内面へ視点が向かうことで、普段閉ざしがちな自らのココロの深層に近づいていく。性格の単なる表層ではなく、客観的な俯瞰が成立していく過程は、なかなか巧みなストーリー展開。そうして始まる自分磨き。
 つまるところ創造・表現とは、人間というウツワ磨きではないか。ささやかな最初の一歩を踏み出さんとする二人には、ある種の愛おしさなどを感じつつも、その一歩はもしかしたらささやかすぎて、本当に進んでいるのか心もとなくさえあるが、それでいいのだ。「道は先にしかないのです…なら、楽しむことです!」(劇中の台詞より)と背中を押してくれる誰かはきっといる。
















公演にあたり

作品名 ちぇんじ・図書室のすきまから
上演時間 1時間10分
準備時間 3時間30分
後片付け 2時間
公演可能時期  9月~12月
公演班人数 6人
会場条件 8間×10間
備考  
 

スタッフ

作・演出/大澗弘幸 美術/ナカムラジン 音楽/青柳拓次
振付/若林こうじ 制作/鴛渕貴士、浅野井優子、大森靖枝  
     

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