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ペコと秘密の樹

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ペコと秘密の樹

近未来ファンタジー<希望と再生の物語>


作品について

あらすじ・・・

 遠い昔、大きな戦争がありました。人間が作り出した恐怖の火のカケラが世界中に砕け散り、戦いは終わりました。カケラがすべて取り除かれたとき、世界は再生を始めるといいます。

 
 ペコは島々をめぐりカケラを集めています。ペコが最後にたどり着いた島、荒れ果てたその島で人々は、たった一本の輝く樹と樹の守り神カラス様を崇めていました。ペコは島の兄妹ロクキュウとサンゴに出会います。兄のロクキュウはペコを受け入れず、島の暮らしを脅かすものとして追い出そうとしますが、妹のサンゴはペコに惹かれ島の外の世界に興味を持ちます。

 
 年に一度の恵みの日、今年はサンゴがカラス様に選ばれ、樹の元に導かれることになりました。樹の元では永遠の幸せを手に入れることができると信じられています。ためらうサンゴを送り出したロクキュウですが、ペコに出会ったことで次第に自分が間違っているのではないかと考え始めます。ロクキュウとペコは自分たちの目で確かめるために樹の元へ向かいました。そこには思いがけないものが待っていたのです。

 
 ロクキュウはサンゴを助け出すことができるのか。ペコはすべてのカケラを集めることができるのか。そして未来は…。

 

もとめること  たずねること  きづくこと・・・

作  鴛渕貴士

 
 日々の生活の中で“知らない”ことは多く存在します。中には知らなくてよいこともあるでしょう。しかし、理解できず興味がないからと素通りしてはいけないことがあるのも確かです。知ることで初めて分かることやできることがあり、知らなかったら後悔することもあります。生きて行くなかで知っていることが多ければ、選択肢の幅も広がります。おとなでも子どもでも“分からないことを知っていく”ことはとても大切なことだと思います。

 この芝居を通してロクキュウと一緒に迷い、考え、周りのことに関心を持ち、気づき、求め、調べていくこと、発見する喜びを知ることが、これからを生きていく子どもたちにとって、何かにぶつかったときの心の支えになればと思うのです。

 

かけがえのない友だちとの出会い・・・

 演出  関根信一

 「ペコと秘密の樹」は未来の地球を舞台にしたSFファンタジーです。
 島の少年ロクキュウはペコに出会うことで変わっていきます。初めは島の生活を脅かすものとして拒否しますが、物語を通じて最後にはかけがえのない友だちになります。自分と違うものを受け入れることと、自ら一歩踏み出すことの大切さがこの舞台には込められています。

 劇中に登場する「じゃんけん」「しりとり」「あっち向いてホイ」といった遊びの数々やみんなでおにぎりを食べるエピソードは、この作品を今の子どもたちにとって身近なものにしています。遊びや食べることは子どもの本能ともいえるもので、今も未来も子どもたちが困難を乗りこえる原動力となるに違いありません。

 子どもたち一人ひとりが、この作品からどんな風景を想像するのか、何を受けとるのか、楽しみにしています。

関根信一氏 プロフィール

 東京都葛飾区出身。1992年、「ゲイの劇団」劇団フライングステージを旗揚げし現在に至る。1997年「陽気な幽霊」で池袋演劇大賞、2006年「ミッシング・ハーフ」でサンモールスタジオ最優秀作品賞、最優秀女優賞(いずれも作・演出・出演)。 

 2004年から8年間、公立の小学校にて演劇授業と卒業公演の演出で子どもたちとの劇作りに係わり、現在は高校演劇の地区大会審査員も勤める。

 2011年の日本児童・青少年演劇劇団協同組合制作「空の村号」の演出を初めとし、児童青少年対象の演劇でも数多くの作品を手がけている。緻密で繊細、確かな演出力に定評がある。

希望の種を蒔こう・・・

制作  浅野井優子


  「べつに未来なんか担いたくないし…」
  これは私の娘が小学校高学年の時に言った言葉です。人類は後の世代が担いきれないものを、たくさんつくり出しました。地球上のありとあらゆる危機的状況を残したまま、おとなは子どもより先にこの世からいなくなります。

 この芝居の最後に島の少年ロクキュウは、樹の精霊に託された一粒の種を蒔きます。それは荒れ果てた島が再生するための希望の第一歩です。子どもたちがこのお芝居を見て、自身の中にある希望の種を見つけ、大事に育ててほしいと願っています。












公演にあたり

作品名 ペコと秘密の樹
上演時間 1時間15分
準備時間 3時間30分
後片付け 2時間
公演可能時期  4月~12月
公演班人数 6人
会場条件 8間×10間
備考  
 

スタッフ

作/鴛渕貴士 演出/関根信一 演出助手/大澗弘幸
美術/ナカムラジン・浅野井優子 音楽・効果/曲尾友克 衣裳/坂本真彩
制作/浅野井優子 制作補/鴫田卓二  

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