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かぶとやま大騒動

劇団風の子中部 作品          

かぶとやま大騒動

わしら虫たちは人間ほど長くは生きられん。だから今を精一杯生きるんじゃ!!

作品について

あらすじ
 最近弟が生まれ、なんとなく寂しい思いをしている小学5年生の修一と、一人っ子で毎日塾とお稽古ごとで忙しく、あそぶ時間もない同級生の直人。修一には幼虫の時から大事に育てたカブトムシの「ボルト」がいる。直人にはお父さんから買ってもらった「ヘラクレスオオカブト」がいる。カブトムシの相撲では連戦連勝の自慢のカブトムシだ。
 

 
    

 そんなある日、直人の元からヘラクレスが消えてしまった。気を落とす直人を修一は、カブトムシがたくさん採れる“秘密の木”がある「かぶとやま」に誘う。かぶとよあまのクヌギの木の下で虫取りに夢中になっていた二人は、どこからか聴こえてくる不思議な声に導かれ、いつの間にか昆虫世界に紛れ込んでしまった。
 昆虫世界では珍しい“人間の子”として捕まってしまった二人、かぶとやまに少しずつおとずれている変化、昆虫たちの争い・・・。
 
二人はこの虫たちの繰り広げる不思議な世界で、いったい何を見、何を思うのだろうか。

■名和昆虫博物館
 人間は社会的な存在である前に、生き物です。しかし、往々にして生物としての人間を忘れがちです。人間社会のルールの名のもとに生物としての人間を封印せざるを得ない場面も多々あるからです。生き物であることを知らない人間は、真の生きる喜びを感じることができません。自分が生き物だということをわからせてくれるのは、自然のふところで、本能のままに自然の産物である他の多くの生き物と遊ぶことが最も簡単な方法ではないかと私は考えます。
 それには身近にいる昆虫をはじめとした虫たちが最適です。

 
 
 子どもたちは、大人たちが妙な先入観を植え付けない限り、大人になるまでのどこかで一度は虫に興味を持つのが自然な流れだと思います。小さい体なのにちゃんと動くし、飛んでもいきます。たくましく
しぶとく生きていく姿を見ると、電池も入っていないのにナゼ?と問いかけたくなります。かと思えば手に取って見ているうちに死んでしまうなど、妙に弱くてもろい一面もあります。ナゼ?ナゼ?のオンパレードです。
 子ども時代に虫達と遊ぶことは、生き物としての自分を体で感じさせ、知的好奇心をはぐくみ、何より、生き物としての喜びを会得する貴重な体験だと思います。
 この「かぶとやま大騒動」をご覧になられた方が、触発されてアミを手にして野山に出かけたくなるなんて気持ちが芽生えてくれたら、私にとってこれほどうれしいことはありません。なぜなら、「かぶとやま大騒動」を「展示」に置き換えると、そっくりそのまま名和昆虫博物館の目指すところと一致するからです。
            名和昆虫博物館 館長 名和哲夫

公演にあたって

作品名 「かぶとやま大騒動」
上演時間 1時間10分
準備時間 3時間30分
後片付け 2時間
公演班人数    5人
会場条件
備考  
 

スタッフ

作・脚本/榎田大介 脚本協力/田中つとむ 演出/中島 研
美術/有賀二郎/小峯三奈 音楽/曲尾友克 身体表現/若林こうじ
衣裳/田島千穂 制作/西川典之

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