「劇団風の子」は日本全国及び海外での公演をしている児童演劇専門劇団です
 
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ウーフ

woof001.jpg 劇団風の子 作品          

 くまの子ウーフ
 
「ぼくにとって本当に大切なものってなんだろう?」「僕はなんでできてるんだろう?」「本当のともだちって?」
ウーフは、いろんなことを見つけて、考えて、感じて、生きていく!

神沢利子作「くまの子ウーフ」ポプラ社刊より 

作品について

あらすじ


  ある暑い日、くまの子ウーフは、涼しそうに立っている木を見て、木になりたいなあと思いました。でも、小川を気持ちよさそうに泳いでいるさかなを見ると、今度はさかなになりたいなあと思います。さかなになるのはなかなかたいへんそうですが…。
 ウーフがウサギのミミ、きつねのツネタと一緒にあそんでいると、三人のもとにすずむし祭りの招待状が届きました。すずむし祭りでは、子どもたちが楽しい音を持ち寄って、みんなで秋の実りを祈るのです。ウーフたち三人はどんな音を持っていくのでしょう。
 ホットケーキを食べながら三人で相談しているうちに、ウーフはいろんなものが何かでできていることに気がつきます。「卵は白身と黄身でできてるし、フライパンは鉄でできてる、お皿は土でできてるし・・・」そんなことを考えているうちに、「卵をうんでくれるめんどりさんはいったい何でできているんだろう」と気になりはじめました。
 
 
 

 
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そして、ウーフ自身が何でできているのかも。ウーフは何でできているのでしょうね。あなたは何でできていますか?
 楽器の演奏をすることに決めたウーフたちが練習をしていると、こがねむしがやってきました。お金の入ったカバンを落としてから、こがねむしは金なしになっていましたが、なんでもないという顔でいいました。「金なんかよりも、落っことしたりなくしたりしないものだけ持ってりゃいいんだ」 
 でも、落っことしたりなくしたりしないものってなんでしょう。ウーフたちにはよくわかりません。ウーフたちは落っことしたりなくしたりしないもの、果たしてみつけることができるでしょうか。そして、すずむし祭りの演奏はうまくいくのでしょうか。

発見していく喜び


 神沢利子さんの「くまの子ウーフ」は、長年にわたって子どもたちに読み継がれています。
 主人公のウーフは、日常の暮らしの中で、いろいろなものに疑問を感じ、自分で考えます。その疑問というのは、子どもであっても物事の本質に迫ったものばかりなのです。
 
 ウーフは、親や仲間の力をかりながらも、子どもにしか持ち得ないおおらかな発想で「自分の答え」を見出します。ちょっと変わった答えでも、その答えは光り輝いています。
 便利な世の中になって、多くの疑問に対して、今では子どもでもネットで答えを探し出すことも出来るようになりました。
 でも、本当に大切なのは、答えを知ることだけではなく、想像したり感じたり考えたり、答えにたどりつく道筋にあるのではないでしょうか。それに答えは、ひとつだけとは限りません。自分で決めなければならないことも多いのです。
 この「ウーフ」を通して、子どもたちに、身の回りにあるたくさんの疑問に目を向け、自分の力でしっかり考え、答えを見いだし、発見していくことの素晴らしさを伝えたいと思っています。

 

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演劇教室と子どもたち
<子どもたちの感想から>
▼げきのさいしょ、じぶんのめのまえにウーフがでてきたのでびっくりしました。おわってからウーフとあくしゅをしてうれしかった。(1年)
▼がっきやバケツをつかったりして、雨の音やきれいな音がいっぱいあって、わくわくしました。(2年)
▼わたしは、くまの子ウーフが、なぜだろうと思ったところをいっしょに考えて見ていたので、「あってた」「ウーフはこうやって考えたんだな」と思いながら見ました。(3年)
▼「ぼくは何でできているのだろう」の言葉が、一番、心に残りました。(4年)
▼歌声がとてもきれいだったです。雨の音を手づくりの楽器で表わしていたのが、すごいと思いました。しりたがりやのウーフにあえて、うれしかったです。(4年)
▼コガネ虫の言っていた「おとしたりも、なくしたりもしない物」とはなんなのだろうか、今も考えています。(5年)
▼「ウーフ」はとても楽しく、ふしぎな世界に入った気分になれました。ウーフは元気な子どもみたいで、おもしろかったです。(6年)

 

公演にあたって

作品名 「ウーフ」
上演時間 60分
準備時間 3時間30分
後片付け 2時間
公演班人数    5人
会場条件
備考  
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スタッフ

原作/神沢利子 脚色/いずみ 凜・橋爪友美 演出/大澗弘幸
美術/有賀二郎/小峯三奈 振音楽/菊池大成 振付/若林こうじ
衣裳/浅野井優子 制作/浅野井優子

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