「劇団風の子」は日本全国及び海外での公演をしている児童演劇専門劇団です
 

 

ウーフ

作品情報
劇団風の子 作品       


ウーフ

森でみつけた不思議

神沢利子「くまの子ウーフ」ポプラ社刊より

作品について

 

あらすじ
 
 深い森の中に、クマたちが集まってきました。どうやら今日は、森の祭りのようです。
 クマたちは、歌い、踊りながら、子どものころの話を、楽しそうに語り始めました。
 ぼくたちは、みんな子どものころは「ウーフ」だったんだ!
 クマたちが語る、みんなが「ウーフ」だったころの出来事とは・・・

                *
☆ウーフは、ふと考えた ・・・
・・・ たまごは黄身と白身でできている。ぼくは、何でできてるんだろう
☆ウーフは、森の宝物を探した ・・・
・・・ 笑顔が宝物?
☆ウーフは、リスのキキに言われた。

  クマ一匹で、ぼくらの百匹分のイチゴを食べちゃうって ・・・
☆ウーフは、木にもミツバチにも魚にもなりたかった ・・・
・・・ でも、やっぱり、クマの子でよかった
                *
 クマの子どもたちが、森の中で、ドキドキワクワクしながら出会った不思議や疑問、そして発見の数々。
 お父さん、お母さん、それにキツネのツネタ君やウサギのミミちゃん、たくさんの森の仲間たち。みんなと過ごした素敵な体験、大切な時間。
 今と昔が混じりあい、森の祭りは続いていきます。

 

 発見していく喜び

 神沢利子さんの「くまの子ウーフ」は、長年にわたって子どもたちに読み継がれています。
 主人公のウーフは、日常の暮らしの中で、いろいろなものに疑問を感じ、自分で考えます。その疑問というのは、子どもであっても物事の本質に迫ったものばかりなのです。
 「自分は何でできているのか?」
 「虫を殺しても平気なのに、チョウチョウが死んだらなぜ泣くの?」
 「魚にはなぜ舌がないのか?」 ・・・
 いざ、その答えを考えると、大人でも明確に答えるのが難しいのです。
 ウーフは、親や仲間の力をかりながらも、子どもにしか持ち得ないおおらかな発想で「自分の答え」を見出します。ちょっと変わった答えでも、その答えは光り輝いています。
 便利な世の中になって、多くの疑問に対して、今では子どもでもネットで答えを探し出すことも出来るようになりました。
 でも、本当に大切なのは、答えを知ることだけではなく、想像したり感じたり考えたり、答えにたどりつく道筋にあるのではないでしょうか。それに答えは、ひとつだけとは限りません。自分で決めなければならないことも多いのです。
 この「ウーフ」を通して、子どもたちに、身の回りにあるたくさんの疑問に目を向け、自分の力でしっかり考え、答えを見いだし、発見していくことの素晴らしさを伝えたいと思っています。

公演にあたって

作品名 ウーフ
上演時間

70分

準備時間 3時間半
後片付け 1時間30分
公演班人数 4人
会場条件 間口4間、奥行3間
備考  

スタッフ

演出/大澗弘幸 美術/有賀二郎 衣裳/浅野井優子
音楽/菊池大成 振付/若林宏二 制作/山田一幸