陽気なハンス
厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財
2018年度 文化庁「文化芸術による子供の育成事業」
劇団風の子の創立者であり、劇作家の多田徹の代表作。
いつの時代の子どもたちからも圧倒的な支持を受けた作品の再演です。
只今は、上演しておりません。

作品について
百姓の末っ子のハンスが、広い世間にとびだして、知恵と勇気を発揮して、陽気に元気に生きていきくさまは、いつの時代にもかわらない庶民のアイドル、子どもたちのヒーローです。
子どもの目から見ても複雑怪奇になりすぎた現代であるだけに、逆に単純明快に前向きに行きまくるハンスの爽快さにひかれます。
私たちもハンスに負けずに陽気に元気に生きてゆきたいものです。
ハンスは旅から旅へのいかけ屋(なべやかまの修理屋)ですが、いかけばかりでなく、修繕ものなら何でもござれのうでまえです。
ある日のことです。井戸ばたで、ひとりの娘がシクシク泣いていました。話を聞くと、主人夫婦は世にも稀なケチンボで、娘は朝から夜おそくまでこき使われ、お給金を催促すると、水車小屋の夜番に行かされるというのです。夜になると、その水車小屋には、おそろしいおばけが出るのです。
それを知ったハンスは・・・
舞台は・・・
中央の8角形の舞台から3本の花道がのび、花道をはさんで客席が作られます。
子どもたちは、向かい側に座っている子の顔と、その後ろにぐるっと囲まれたドイツの田園風景も眺めることができます。
劇中音楽は・・・
劇中には中世ドイツの職人たちがいつも使っていた、のこぎり(弦楽器のような音色がでます)やフライパン、手風琴などの生演奏がくりひろげられます。
演出について・・・
「陽気なハンス」のハンス役で1981年当時、教育に貢献したということで児童演劇協会賞を受賞した内藤克紀が今回、演出します。



公演にあたり
作品名 | 陽気なハンス |
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上演時間 | 1時間15分 |
準備時間 | 3時間30分 |
後片付け | 2時間 |
公演可能時期 | 2018.4月~11月 終演いたしました。ありがとうございました。 |
公演班人数 | 6人 |
会場条件 | 6間×4間 |
備考 |

スタッフ
作/多田 徹 | 演出/中島 研 | 美術/有賀二郎・小峯三奈 |
音楽/岸 功/菊池大成 | 振付/桐山良子 | 音響/田村 悳 |
照明/石島奈津子 | 衣裳/浅野井優子 | 制作/宮原登志子 |