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山里の春のはじまり
すかんぼ 菜の花 つくしの子
オオイヌフグリの青い花
やがて田んぼにホタル舞い カエルたちの大合唱
思わず外に出てみれば
空から星がふってくる
お日さま高く照らす夏
えっちらおっちら山道を
じっちゃも通れば たぬきも通る
えっちらおっちら セミの子も
おとなになろうと木に登る
いのちがはじまり いのちがおわる
山の秋 大地の恵み
イノシシのそのそやってきた
みんなで感謝のお祭りだ
うさぎもキツネも踊りだす
どっさり積もった雪の下
じっとこらえて春を待つ
キーンと凍った空気の中で
聞こえてくるよ大地の鼓動
こんな山里の風景やおはなしを
和紙や折り紙を使って、
詩情あふれる舞台にしてみました。
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おはなし/宮澤賢治作「若い木霊(こだま)」より
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風の子中四国ではこれまでの作品も含めて、すべて生の音、楽器、音具(おんぐ)を使っています。今回の『山里からのおくりもの』にも、たくさんの“音”が登場します。
皆さんもよくご存じの和太鼓やギター・リコーダー・鍵盤ハーモニカの他に、大きな水がめに皮をはったかめ太鼓、竹で作った琴や民族楽器のジェゴグなど、手作りのものもいろいろです。 音を出す道具としては、虫笛・鳥笛などの擬音笛、赤貝をこすり合わせて出すカエルの声や、竹筒にセロハンを貼り、糸をつけてまわすセミ音など、いろんな山里の音を工夫して使っています。お芝居とともに、“音さがし”も楽しんでみてください。 |