「劇団風の子」は日本全国及び海外での公演をしている児童演劇専門劇団です
 
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ふわふわともこもこ

作品情報 劇団風の子作品

ふわふわもこもこ 


本当はみんなもってる 夢のちから 魔法のちから

作品について

●あらすじ
 子どもたちが集まる場所に、子どもたちにしか見えない妖精がいます。この妖精、ひとり遊びが大好き。子どもたちの笑い声や泣き声を聞くと安心してひとり遊びをしはじめます。今日もひとりの妖精が、子どもたちの前でひとり遊びをしています。そこへ、なんと、今日は別な妖精もやってきました。
 二人は初めて出会いました。お互い相手が気になりますが、なかなか声をかけられません。相手の遊びも気になって、相手の遊び道具をとってみたり…。とられた方は返してほしくて追いかけっこ。二人はだんだん楽しくなって、二人遊びが始まります。
 子どもたちの場所をきれいな色に染めて、二人はまた、子どもたちのいるところを探して、出かけていきました。

 
 

■「ふわふわ」と「もこもこ」の世界
 「ふわふわ」の白くて細い指先から、あらわれては消えていくシャボン玉のような「音」。そこにあらわれた「もこもこ」。手品師のように籠から取り出してきたものは「色」。籠の中には色がいっぱい詰まっていて、そのグラデーションはアコーディオンのよう。そしてこの不思議な空間の中で、これから何か素敵なことが起こりそうな予感…。このウォーミングアップのおかげで、研ぎすまされたわたしの五感は、言葉のない世界の「ことば」が聞こえるようになり、二人の心が分かるようになってきました。
 そして「ふわふわ」と「もこもこ」がお友達になった瞬間、カーテンやピアノから鮮やかな布がそよ風のように飛び出してくるたびに、わたしの心の扉も、ひとつひとつ開いて、さわやかな風が通り抜けました。なんと心地の良い瞬間だったでしょうか。ふとわれに返れば、わたしはかろうじて自分の席に座っていましたが、一緒に見ていた子どもたちは、二人の心になりきったためか、いつの間にか1メートルは前にのめりこんで応援していました。
 子どもたちの持っている優しさが十分に引き出された「ふわふわ」と「もこもこ」の出会いでした。また、まだ言葉をコミュニケーションの道具として持たなかった幼い頃を思いめぐらしました。心で見ることのできるすばらしい作品でした。(クリスト・ロア幼稚園々長 勝 一美)
 

公演にあたって

作品名 ふわふわともこもこ
上演時間 50分
準備時間 2時間半
後片付け 1時間
公演班人数 2人
会場条件 間口3.5間、奥行2.5間

スタッフ

作/菊地 裕子  演出/大澗 弘幸

音楽/坂田 如

美術/浅野井優子

制作/山田一幸